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J-GLOBAL ID：201602007508969548   整理番号：65A0251389

トロポロンの毒性(I) トロポロンナトリウムの急性毒性

著者 (5件)： 山形敞一 (東北大(医)) ,  内海正晴 (東北大(医)) ,  佐藤俊一 (東北大(医)) ,  若狭治毅 (東北大(医)) ,  奥田治 (東北大(医))
資料名： 食品衛生学雑誌  (Food Hygiene and Safety Science)
巻： 5  号： 4  ページ： 294-298  発行年： 1964年 
JST資料番号： G0622A  ISSN： 0015-6426  CODEN： SKEZAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： トロポロンナトリウム(T)のLD₅₀は皮下注射でマウス231mg/kg,ラット175mg/kg,経口投与でマウス312mg/kg,ラット212mg/kgであった.Tは毒性が強く,作用はかなり速効性で,死亡例のほとんどすべては12時間前後に死亡した24時間生存したものはすべて正常活動を行ない.投与量100mg/kg程度のものは,軽度の麻ひ状態を示したがいずれも早期に正常に回復した.また,組織検査の結果は,マウス,ラットともに.とくに肝に変性,壊死を認めた.

引用文献 (15件)：

• 1) 野副鉄男: 化学と工業4, 348 (1951).
• 2) 野副鉄男: 化学と工業7, 378 (1954).
• 3) 瀬戸秀一, 松村進午: 東北大学非水溶液化学研究所報告7, 93 (1958).
• 4) 桂重鴻: 最新医学2, 595 (1947).
• 5) 楊思標: 新潟医. 67, 74 (1953).

タイトルに関連する用語 (3件)： トロポロン ,  毒性 ,  急性毒性