抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本人の食事内容を加味した飼料にγ-BHC(1,10,100ppm)を添加してラットを飼育した場合の摂取量と生体内蓄積量との関係を経時的に測定した.体重増加は10ppmまでは対照と同程度だが100ppmでは抑制された.体内分布は脂肪の存在するあらゆる組織に存在し,各臓器,組織間の分布量の割合は各摂取群でかなり差異があった.γ-BHCの摂取量と蓄積量の関係は斉臓器,組織間で相関性なく,特異的であった.摂取γ-BHCの肝,じん,脳,脂肪組織への蓄積量および血中濃度は,100PPm摂取群では3~7日目で平衡レベル(肝55,じん147μg,血中1.1μg/ml)に達し,10ppm群は14日目(肝33.じん18μg,血中0.39μg/ml),1ppm群は21日目(肝5.3,じん5.1μg,血中0.17μg/ml)を示し,その後は徐徐に減少した:参6