文献
J-GLOBAL ID:201602008495042241   整理番号:72A0399575

米の食味と土壌型との関係 I 土壌型とその化学的性質が水稲の生育・食味に及ぼす影響

著者 (4件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 27-31  発行年: 1972年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
沖積層,第三紀層,洪積層の土壌では味が良く,火山灰土壌とでい炭土壌では味が劣った.品種により味が異なり,倒伏すれば味が劣った.腐植,全N,湿潤土の地温上昇効果,粘土含有率,塩基置換容量などが大きく,生育後期にN過剰となる場合やりん酸吸収係数の大きい火山灰土壌の米は味が劣った.生育後期のN過剰や倒伏の場合には登熟期の同化作用が阻害されて味が劣化したのであろう.肥大,充実粒の多い米は味が良かった(大粒で腹白粒の多い品種において,腹白粒が多い場合や,小粒品種に胴割粒が多い場合).大・小粒品種の乳白粒や小粒品種の場合,障害に原因してでんぷんの充実不良粒が多い米は味が劣った:参11
引用文献 (11件):
  • 1) 茶村修吾•本田康邦•飯田耕平•坪川藤夫 1971.米の食味と土壌型との関係, 第2報 土壌型と米粒の化学的性質. 日作紀 投稿中.
  • 2) 原田登五郎 1958.腐植に関する研究. 農林省振興局研究部, 土壌肥料全編. 養賢堂, 東京, 185.
  • 3) 稲田勝美 1967.水稲根の生理的特性に関する研究, 農業技術研究所報告D 第16号 47-48.
  • 4) 倉沢文夫•伊賀上郁夫•早川利郎 1962.粳米の食味 (特に粘り) に関する研究, 第3,4報 栄養と食糧 15;84-92.
  • 5) 長戸一雄 1952.心白•乳白米及び腹白の発生に関する研究, 日作紀 21:26-27.
もっと見る

前のページに戻る