文献
J-GLOBAL ID:201602009012317330   整理番号:71A0404554

カレー製品に含まれる色素

著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 480-485  発行年: 1970年 
JST資料番号: G0622A  ISSN: 0015-6426  CODEN: SKEZAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
昭和44年10月~45年6月に京都市内で購入した14社16種のカレールウ,インスタントカレーおよびカレー粉の色素について調査した.呈色試薬による定性反応では16種全部がクルクミン標準液,抽出クルクミンとまったく同じ呈色反応を示し,食用色素を添加しても反応の変化はなかった.薄層クロマトグラフィーにより検体の色素成分はクルクミン(ジフェルロイルメタン)を主成分とするクルクミノイド(かオキシーシンナモイルーフェルロイルーメタン,p,p′-ジオキシージシンナモイルーメタンなど)である.しかし,2社2種についてはこれ以外に水溶性食用タール色素が検出された.そのうちの1種には食用赤色102号と食用黄色5号の存在が確認されたがほかの1種については微量のため同定できなかった.油溶性タール色素はどの試料からも検出されなかった:参5
引用文献 (5件):
  • 1) E. Benk, R. Bergmann: Alkohol-Ind. 78 (2), 43 (1965), C.A. 62, 13802b (1965).
  • 2) 藤井清次, 神蔵美枝子: 化学の領域増刊号64, 173 (1964).
  • 3) K. R. Srinivasan: J. Pharm. Pharmacol., 5, 448 (1953).
  • 4) 日本薬学会: “衛生試験法注解” p.250 (1965) 金原出版.
  • 5) 日本薬学会: “衛生試験法注解” p.249 (1965).
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る