抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ふっ素リヒテライト組成ガラスに3段階の加熱処理を加え,相分離状態および結晶化状態を電子顕微鏡,X線回折などで調べた.第一次処理によって,ガラスの相分離が起り,ドロップレットの生成状態は処理温度と時間によって変化する.600°C以上で第一次処理を行なうと相分離に続いてドロップレットの表面付近から結晶化が起る.第二次処理を行なうと完全なガラス相のドロップレットは大多数が急速に消滅し,少数のドロップレットを中心に結晶化が起り,ふっ素リヒテライトの柱状結晶が析出する.600~625°Cで長時間の第一次処理を行なうと比較的多数のドロップレットが生成し,その表面付近に異種結晶が析出した.このような試料に第二および第三次処理を行なったとき,析出するふっ素リヒテライトの微結晶は数が最も多く,粒径が最も小さかった:参6