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J-GLOBAL ID:201602009504015062   整理番号:66A0310192

高張力鋼溶接部における熱応力発生過程と残留応力

著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 788-789  発行年: 1966年 
JST資料番号: G0090A  ISSN: 0021-4787  CODEN: YOGAA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN) 
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剛な拘束枠に取り付けた丸棒試験片に溶接と類似の熱サイクルを与え溶接熱影響部の熱応力発生過程を検討.軸鋼,高張力鋼ともにおよそ700°C以上の高温では変形抵抗は非常に小さく,また加熱中の熱応力の変化特性は類似している.軟鋼でAr変態点が700°C以上であるからAr変態による膨張は残留応力にほとんど関与しない.高張力鋼ではAr変態点がかなり低く,変態点付近でかなり弾性を回復しており,Ar変態による膨張が大きいのでこの時期に大きな応力低下をおこすこと,室温付近における材料の降伏点が高いことなどから残留応力は引張降伏点より低くなる,残留応力を生ずる最高加熱温度は軟鋼より高張力鋼の方が高い.
引用文献 (10件):
  • 1) 秋田好雄,矢田敏夫;溶接構造物に発生する脆性破壊の研究(第1報),造船協会論文集117号(昭-40)
  • 2) 渡辺正紀,佐藤邦彦;溶接法および溶接順序が接手の残留応力におよぼす影響,溶接学会誌,24巻(昭-30)4号
  • 3) 渡辺正紀;二次元的温度分布による矩形板の熱応力および残留応力に関する研究,造船協会論文集,86号(昭-29)
  • 4) 渡辺正紀,佐藤邦彦;中心部を加熱された円形板の熱応力および残留応力に関する研究,造船協会論文集,86号(昭-29)
  • 5) 辻勇;一次元的温度分布を有する矩形板の熱弾塑性応力問題に関する研究,造船協会論文集,115号,116号(昭-39),118号(昭-40)
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