抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ナツミカンを4°Cに貯蔵した果実の中心こう内酸素濃度は18.7%,じょうのう内はさらに低い.これを0°Cに移すと,この両者は差が無くなる.これを室温下に移すと,中心こう内のみ酸素濃度が低下したが,その後増加した.じょうのう内酸素濃度は減少し,少し異臭が生じ,エタノールが蓄積した.ワックス浸せき,フィルム包装と収縮包装などでは,中心こう内もじょうのう内も低酸素になり,異臭が強く,エタノールが蓄積した.腐敗果は強い異臭を生じ,中心こう内酸素濃度きわめて低く,エタノール蓄積も顕著であった.以上よりCA長期貯蔵やワックス果の異臭は,中心こうやじょうのうの中の低酸素条件によるエタノール蓄積によると思われる:参9