抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
前報において,結晶性高分子固体の構造と力学的性質との関係を解明するための流動光学的方法の一つとして,変形,応力および赤外吸収を同時に測定する新しい方法を開発し,低密度ポリエチレン,高密度ポリエチレンおよびポリプロピレンのフィルムについて,応力緩和あるいは定速伸長の実験中に,変形および応力と同時に赤外二色性の時間的変化を観測し,これら諸物質の変形機構の研究について報告した.本報においては,この方法を利用して融解状態で混合されたポリエチレン-ポリプロピレンのブレンドについて,変形に対する各成分の寄与を測定し,ブレンドの変形機構について考察した結果を報告するとともに,同時に測定した動的粘弾性の温度依存性のデータを比較検討した結果についても報告:参7