抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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応力-ひずみ一赤外吸収同時測定装置を試作改良し,温度20°C,変形速度30°C/minで高密度ポリエチレンおよびポリプロピレンの変形機構を検討した高密度ポリエチレンのインフレーシヨン・フィルムを製膜方向に定速度(30°C/min)で伸長しながら,720,730cm-1バンドの二色性の変化を観測し,結晶のa,b,c軸の伸長方向に関する配向関数とひずみとの関係を求めた.結果は低密度ポリエチレンの場合とよく似ていた.ポリプロピレンのフィルムの伸長に伴う特定吸収帯(998と840cm-1)の二色比D(///⊥)変化は,最初1から下降し,ネッキングを起す直前まで1以下,ネッキング領域が拡大し全視野が延伸状態になり6程度でネッキングが完了し,以後延伸部分がさらに伸長され二色比も10程度に上昇した:参10