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J-GLOBAL ID:201602012112140749   整理番号:70A0375469

制がん剤の動脈内持続注入が歯および歯周組織に及ほす影響

著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 100-132  発行年: 1970年 
JST資料番号: F0912A  ISSN: 0029-0297  CODEN: NKOGA   資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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成熟ウサギの耳静脈よりネンブタールを投み後,一側の総けい動脈の中心側を結び,50倍希釈ヘパリン生食液をみたした外径2mmのポリエチレン管をこの総けい動脈の結さつ部より木梢に約1~1.5cmそう入固定した.この管から5-フルオルウラシル(I)15mg,ミトマイシンC(II)0.4mg,トヨマイシン0.1mg,ニトロミン10mg,メトトレキセート1mgをソリタT350mlに溶かし2mの落差で点滴動注した.歯根尖端部において動注直後異常な歯根外形の形成を認めた.特にI,II群に強かった.根央部の形態はIの3日と5日動江群では40日後,II 10日動注群では20日間設置後に正常にもどった.歯髄では血管こうの拡大,空胞の形成が認められ,動注後放置群では,歯髄切端側に異常石灰化物が認められ,特にI群に強かった.なお象牙芽細胞,歯根膜などに変化を示した:参39
引用文献 (39件):
  • 1) Klopp, C. T., et al.: Fractionated intra-arterial cancer chemotherapy with methyl-bisamnehydrochloride, Ann. Surg., 132: 811, 1950.
  • 2) 鷲津邦雄: 顎口腔領域における悪性腫瘍に対する局所灌流法および動脈内注入法に関する研究, 第1編, 口科誌, 13: 118, 1964.
  • 3) 林進武: 顎口腔領域におけるRegional cancer chemotherapy, 口科誌, 15: 93, 1966.
  • 4) 鷲津邦雄; 顎口腔領域における悪性腫瘍に対する局所灌流法および動脈内注入法に関する研究, 第2編, 口科誌, 16: 20, 1967.
  • 5) 今井利広: 制癌剤の動脈内持続注入療法に関する研究, 口科誌, 17: 55, 1968.
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