抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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定点V(34°N。164°E)で1957~1960年に得たBTの記録をらとにして.海洋表層における水温逆転層の出現ひん度を統計的に調べた。定点Vの近くでは顕著な流れは無く海況の水平的変化も少ない。表層の鉛直水温分布は,中緯度の海洋に一般に見られる季節変化をする。逆転層の出現ひん度は初冬に最大で,次に夏であり。春・秋は少ない。これはおのおの夏型,冬型の平均温度分布の形成期に当たり.逆転層の出現には平均温度分布とともに.その形成の機構も関係しているらしい。逆転層は躍層中に現われることが多く,従って冬は夏よりも深い所にできる。また.逆転層の厚さも夏期は一般に簿くて15mを越えないが冬期は100mに達することもある;写図8参6