抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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放射免疫定量と組合わせたミクロパンクチャー法によって測定した基部尿細管液中のアルブミン濃度は,平均3.3mg/100mlで数mgの変動があった。これは多分糸球体の浸透性または管での再吸収が不均一なためと考えられた。この不均一性は基部尿細管のアルブミン再吸収の有無を測るのにイヌリンに対するアルブミンの比を求めることにより除くことができた。アルブミン濃度の変動は遠位尿細管でも見られた。これらの結果からたんぱくは集合管で再吸収されると推定された。現在までの種々の報告の中で,細胞吸水によるたんぱく再吸収についての矛盾は,このミクロパンクチャー法により解決できる