抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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たんぱく質の変性について未変性と変性したものの間の熱力学的平衡として理論的に考察。たんぱく質の高次構造が生理的条件下で熱力学的に安定かどうかについても説明困難で,変性現象も完全に解くことはできない。変性剤の作用部位も不明の点が多いが,水素イオンについては,たんぱく質上の酸性基と塩基性基の正確な位置がわかれば,変性に対するpHの効果を理論的に説明できる可能性がある。天然のたんぱく質の構造が生理的条件下で安定と仮定すれば,各種条件の変化による変性の際の熱力学的パラメーターを半定量的に計算できることを示した;写図15表19参104