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J-GLOBAL ID：201602013919624975   整理番号：73A0380550

生薬ならびに植物成分の薬理学的研究 I 日本産吉草根の薬理作用

著者 (4件)： 高村圭一 (中外製薬(総研)) ,  柿本守夫 (中外製薬(総研)) ,  川口万里子 (中外製薬(総研)) ,  岩崎庸男 (中外製薬(総研))
資料名： 薬学雑誌  (Journal of the Pharmaceutical Society of Japan)
巻： 93  号： 5  ページ： 599-606  発行年： 1973年 
JST資料番号： F0508A  ISSN： 0031-6903  CODEN： YKKZAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 北海道産,中国産,欧州産吉草根のジクロルメタン抽出物,70%エタノール抽出物および水抽出物についてヘキソバルビタール睡眠に及ぼす影響を調べ,ジクロルメタン抽出物は他の抽出物に比べて顕著な睡眠時間の延長を示し,特に北海道産吉草根が強い延長作用を示すことを知った.ついで北海道産吉草根の作用物質を追究する目的でジクロルメタン抽出物(VRD)の分画を行ない,主成分であるケソグリコールジアセテート(KGD)がヘキソバルビタール睡眠を延長することを確認した.これらVRDおよびKGDの薬理作用を検討した結果,急性毒性はマウスの経口投与で5g/kg以上であり,正常体温に対する影響や抗電撃けいれん作用はほとんど認められなかった.このほか正常マウスの自発行動による立上がり回数,歩行量の抑制を示し,受動的回避反応をも抑制した:参34

タイトルに関連する用語 (7件)： 生薬 ,  植物成分 ,  薬理学 ,  研究 ,  日本 ,  吉草根 ,  薬理作用