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J-GLOBAL ID:201602014143859337   整理番号:73A0377765

次亜塩素酸による酵素の阻害

著者 (3件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 333-336  発行年: 1972年 
JST資料番号: S0030A  ISSN: 0013-273X  CODEN: ESKGA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN) 
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水道法による遊離塩素の水道水中の含有量は0.1PPm以上であると定められているが,この消化酵素に対する影響を調べるモデル実験として,in vitroで市販の結晶酵素に対する遊離塩素の影響を研究した.その結果,飲用した場合に水に触れる機会が多いと考えら移る消化酵素に対し,ほぼ0.1ppm以上の遊離塩素で阻害が認められた.ヒト赤血球の実験では,0.1ppmより阻害が起こった.実験に用いた加水分解醇素はそれぞれ関与しているアミノ酸残基よ異なっているが,遊離塩素のそれぞれの酵素の失活に有効な濃度は特に大きな差異は見出されなかった.これに対しアルコールデヒドロゲナーゼはSH酵素で,加水分解酵素に比し遊離塩素にやや鋭敏であった.しかし実際に水道水を飲用し,酵素と遊離塩素が接触した際,どのようなことがどんな濃度でおこるかの知見を得てらくことが意義の大きいことでおろう:参13
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