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J-GLOBAL ID:201602015517397746   整理番号:64A0280403

凍結乾燥魚肉(I)予備凍結の条件が凍結乾焼魚肉たんぱくに及ぼす影響

著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 12-20  発行年: 1964年 
JST資料番号: Z0000A  資料種別: 不明
発行国: その他 (ZZZ) 
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硬直前のスズキ肉を,-40°,-20°Cに予備凍結して,凍結後,乾燥後および貯蔵中におけるたんぱくの性状を,溶出たんぱく量,塩析分析によって調べ,吸水率を測定.凍結直後のミオシン区たんぱくの溶出量は,-40°C凍結区において減じ,-20°C凍結区では増加したが,乾燥直後では両者とも生肉と変りなかった.貯蔵中においては,29~32°Cで貯蔵したものは40日後にミオシン区たんぱくの溶出量は当初の1/3に減少し,3°Cに貯蔵したものでは43日後においても変化がなかった,ミオシン区たんぱくの塩析曲線は,凍結条件に関係なく,凍結後,乾燥後においては,硫安飽和濃度30%付近に大きな山をもち,アクトミオシンと推定された.29~30°C貯蔵区では20日後に曲線のみだれが大きく,ミオシン区たんぱくの変化が推定されたが,3°C貯蔵区では43日後でもあまり変化がなかった.吸水率は-40°C凄結区は-20°C凍結区に比してたんぱくの変性度の多少を問わず低くかった.
引用文献 (16件):
  • 1) 長岡順吉,田中和夫:冷凍冷蔵学,(厚生閣),p. 322 (1962).
  • 2) 谷川英一・秋場稔:冷蔵の科学,下巻,(広文堂),p. 65 (1953).
  • 3) DYER, W.J.: Food Research., 16, 522 (1951).
  • 4) 天野慶之・富谷章子・佐藤美代子・尾藤方通:南氷洋冷凍鯨肉に関する研究報告(1949~1950年度),(冷凍魚介類価格査定委員会編)37 (1950).
  • 5) TANAKA, K. and TANAKA, T.: J. Tokyo Univ. Fish., 43, 19 (1957).
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