抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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フィルム包装品の100°C以上処理用として,蒸気-空気混合式パイロットレトルトを試作し,その熱特性を検討.レトルト内の温度分布のバラツキを無くすには両気体をあらかじめ混合して吹込む必要がある.空気比30%以下では温度分布のバラツキはほとんど無視できる.加熱媒体として水を用いた場合熱伝達性からみるとレトルト満水法がよい.冷却には水冷方式が有効である.レトルト圧力と袋の内圧と変形との関係からみて,温度にほとんど関係なく,破袋を防ぐためには最低0.2~0.3kg/cm2の空気加圧が必要.これらの結果から,実用温度-圧力範囲の関係を求めた:参13