抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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有機水銀は有用な農薬として,特に酢酸フェニル水銀(PMA)はイネのイモチ病防除に使用されているので,米中に残存する水銀化合物の形態を解明し,ソラマメ葉,キュウリ,ダイズ芽,コムギ幼苗とPMAとの反応およびコムギ幼苗メチル水銀クロリド(MMC)との反応を研究した・PMAはソラマメ葉およびキュウリホモジネートと速やかに反応してその抗菌力を失う.PMAならびにMMCはダイズおよびコムギ幼苗に吸収されて各部位に移行し,その一部は無機水銀に分解される,薄層クロマトグラフィーおよびX線による米ぬかの分析の結果,微量のPMAと考えられる化合物の存在が認められた:参8