文献

J-GLOBAL ID：201602016822511890   整理番号：70A0397597

トリプシンによるカゼイン加水分解物中の苦味ペプチドの単離とそれらの化学構造

著者 (3件)： MATOBA T (京大(食研)) ,  HAYASHI R (京大(食研)) ,  HATA T (京大(食研))
資料名： Agric Biol Chem  (Agricultural and Biological Chemistry)
巻： 34  号： 8  ページ： 1235-1243  発行年： 1970年 
JST資料番号： G0021A  ISSN： 0002-1369  CODEN： ABCHA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トリプシンによるカゼイン加水分解物から4種の苦味成分を分離し,それらのうち3種の苦味ペプチドについてEdman分解とカルボキシペプチダーゼ法により一次構造を次の如く推定した.BP-I:Gly-Pro-Phe-Pro-Val-Ileu.BP-II:Phe-Phe-Val-Ala-Pro-Phe-Pro-Glu-Val-Phe-Gly-Lys.BP-III:Phe-Ala-Leu-Pro-GIu-Tyr-Leu-Lys.これらの0.1%水溶液は強い苦味を有し,苦味発現にはチロシン,フェニルアラニンなどのペプチド内の位置が重要であると推定した:参23

タイトルに関連する用語 (6件)： トリプシン ,  カゼイン ,  加水分解物 ,  苦味ペプチド ,  単離 ,  化学構造