抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
し尿処理施設の増設および処理の短縮化を図るためにアルカリプロテイナーゼ(I)処理を行ない,酵素反応機構を検討してつぎの結果を得た.(1)Iはし尿中において添加4日目まで酵素活性を有することを確認した.(2)Iのし尿成分に与える影響として生じたアミノ酸が経日的に減少するのに反し,NH
3-Nや脂肪酸が増加する傾向を示すことを認めた.(3)Iの作用により,し尿BOD値の増加することを認めるとともにBOD値増加の主たる原因が脂肪酸であることを確認した.(4)Iはし尿処理において処理能力の増加および処理期間の短縮化に有効な役割を果すものと思われる.