抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
乾燥水酸化アルミニウム(DAHG)とサリチル酸,トリクロル酢酸,モノクロル酢酸,ぎ酸などの有機酸との反応を検討.反応の三つの段階,初期,主,最終段階がDAHGの酸中への溶解に従い観察された.初期段階は主にDAHGによる酸の吸収とアルミニウムイオンのDAHG表面への消滅によるpHの急激な増加に関連.主段階でのDAHGの解離速度は次式に一致.〓.H
+に関しての反応の次数は解離定数に影響される.見かけの解離定数K2に及ぼすアニオンの影響はアニオンの特性によると考えられる.活性化エネルギーは23,000~25,000カロリーであり,DAHGと有機酸の反応は化学的に制御できる.最終段階は,pH4以上の領域での反応に対応し,アルミニウムイオンの増加は明らかに止まる.