抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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しょう油の甘味付与に使用する甘味料として,サッカリンナトリウム(I),カンゾウフレーク(II),しょ糖(III)について,一対比較による識別テスト,し好テストを行なった.標準品に対してIは安価であるが,IIは7~9倍,IIIは31~48倍ときわめて高価である.IIとIの併用(75:25,50:50,25:75)およびI単用は統計学的に有意差はなかった.またIとIIの併用は呈味が20%増大する.IIIの併用は,かえって好まれない結果になった.IIの溶解度はpHに著して左右されることを知った.火入加熱によってIの呈味が変化することはなかった.しょう油にIを使用する際,苦味を感じる限度は70~100gI/180lしょう油であった:参6