抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
タラ鮮肉にホルムアルデヒド(I)を10~200ppm添加し,0°Cで1日貯蔵したとき,塩溶性たんぱく質は著しく減少する。-5°Cで凍結貯蔵中に産生する同程度の量のIも同様に塩溶性たんぱく質を減少する。通常腐敗している冷凍タラ肉にみられる1の濃度は遊離脂肪酸よりもたんぱく質の不溶化の作用が強い。この不溶化の機構は単一なものではないが,これまでの試験結果では,タラ科に属さない魚類のフィレーよりもタラ科の魚のフィレーの凍結貯蔵中の変性がより迅速かつ強いのはタラ科魚類筋肉に存在するトリメチルアミンオキシドから1を産生する能力のある酵素が直接関係するためと思われる;写図4表1参46