抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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し尿処理施設の縮小と悪臭対策に対する有効なし尿処理法として,高濃度し尿を好気性処理することが考えられる.著名らは高濃度の無希釈し尿好気性処理施設を設計・設置し,運転管理およびその機能について調査研究を行なった.し尿成分の大半は4消化槽のうち第1消化槽で除去され,除去率はBOD82%,COD46%,全窒素72%,アルブミノイド性-N75%,NH
3-N71%であった.良好除去の行なわれる第1消化槽の生物相に活性汚泥生物が認められず,一般の下水処理に用いられる活性汚泥法とは別の有効浄化機構が推定された.NH
3-Nは酸化をうけ,アルカリ性下の曝気による揮散除去を受けていると考えられ,本法により高い除去率が得られた:参14