抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多孔質中での細孔のモデルとして従来円筒型モデルが使用されてきたが,接触角変化を伴った毛管凝縮体の相転移を理論的に考察するには円すい型モデルを用いる方が有効で一般的取扱いが可能なことを示した。円すい型細孔中における吸着量に依存性を示す有効接触角,孔の半径などの新概念を毛管凝縮理論に従い定義し,最初メニスカス部に発生した凍結層が温度低下と共に厚化を示す凍結過程にもとづき温度と固液界面の曲率半径との関係を示す理論式を導いた。これによりMorrison,Antoniouが実験的に示した吸着物のみかけの熱容量の異常過剰は細孔中の固体化凝縮物の融解によることが理論的に明らかにされた;写図5表2参13