抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各年齢の健康小児93例,せい帯血13例,健康妊婦と成人28例および数種疾患の小児(90例)を対象として,Smolelis&Hartsellの方法に準じて血清リゾチーム(L)を測定した.その結果,健康児の血清L活性は,生後3か月までやや低かったが,生後4か月以降では年齢に関係せず一定でその平均値は4.7μg/mlであった.せい帯血と妊婦血清の活性はほぼ等しく,他の年齢に比して高かった.また気管支ぜん息(発作時),ぜん息性気管支炎,血管性紫斑病,リウマチ熱,気管支肺炎,急性単球白血病(病盛期)では高値を示すものが多かった.一方,急性リンパ性白血病および急性骨髄性白血病(各病盛期)では低値を認めた:参54