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J-GLOBAL ID：201602020925641900   整理番号：73A0405430

低温貯蔵中における魚類の脂質変化 II マアジ肉の脂質化パタン

著者 (2件)： 庄野寿彦 (九州大(農)) ,  豊水正道 (九州大(農))
資料名： 日本水産学会誌
巻： 39  号： 4  ページ： 417-421  発行年： 1973年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN) 

抄録/ポイント： 低温貯蔵中におけるマアジ肉の脂質変化を改良脂質分画法で分画した脂質について調べた.りん脂質(PL)の加水分解は中性脂質(NL)に較べて大であり,PLの酸化もNLより大であったが,遊離脂肪酸(FFA)の酸化が最も大であっだ.これらは,脂質の加水分解がFFAの生成のみでなく酸化にも役割を演じていることを示す.このような脂質変化は脂質含量や筋肉部位とは無関係であった.貯蔵温度の低下は加水分解も酸化も抑制し,-25°CではPLの変化が特に抑制されたがFFAの酸化が認められた:参8

引用文献 (8件)：

• 1) 庄野寿彦・豊水正道:本誌, 39, 301-306 (1973).
• 2)R. D. MCCARTHY and A. H. DUTHIE: J. Lipid Res., 3, 117-119 (1962).
• 3) I. BOSUND and B. Ganrot: J. Food Sci., 34, 13-18 (1969).
• 4) J. D. WOOD: Can. J. Biochem. Physiol., 37, 937-943 (1959).
• 5) E. BILINSKI and Y. C. LAU: J. Fish. Res. Bd. Canada, 26, 1857-1866 (1966).

タイトルに関連する用語 (6件)： 低温貯蔵 ,  魚類 ,  脂質 ,  マアジ ,  肉 ,  パタン