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J-GLOBAL ID：201602021328750516   整理番号：70A0291154

金沢周辺の大桑砂岩層(鮮新統)基底の不整合について

著者 (1件)： 田中けん一
資料名： 地質学雑誌  (Journal of the Geological Society of Japan)
巻： 76  号： 3  ページ： 115-130,130(1)  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0528A  ISSN： 0016-7630  CODEN： CHTZA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金沢周辺の4地区で観察された大桑砂岩層と下位との関係,および火山灰層により,パネルダイアグラムを作成した。この砂岩層は下位層を斜交不整合におおい,その厚さは南方に向かい薄くなる。不整合面は,全体として階段状の形状を呈するようにみえる。砂岩層の下位層の海進,海退,さらに傾動運動の関係を,日本海沿岸地域に広く分布する大桑相当層を中心にして論じ,鮮新世海進の様相や鮮新統のたい積機構などを知るための助けとした;写図23参11

シソーラス用語： 鮮新世
準シソーラス用語： 海進・海退 ,  海進・海退(鮮新世/裏日本) ,  金沢市周辺 ,  鮮新統基底 ,  鮮新統層序 ,  鮮新統層序(金沢市周辺) ,  不整合 ,  不整合(鮮新統基底/金沢市周辺) ,  裏日本

引用文献 (11件)：

• 星野通平(1968), 海成鮮新統の堆積について. 地質雑, vol. 74, p. 363-370.
• 今井 功(1959), 5万分1地質図幅「金沢」, および同説明書. 地質調査所.
• 井上正昭•水野篤行•野沢 保(1964), 5万分1地質図幅「城端」および同説明書. 地質調査所.
• 〓野義夫•松浦信臣(1964), 金沢市周辺の大桑層(鮮新統)基底にみられる不整合と穿孔貝生痕. 地質雑, vol. 70, p. 565-571.
• KASENO, Y. and MATSUURA, N. (1965), Pliocene Shells from the Omma Formation around Kanazawa City, Japan. Sci. Rep. Kanazawa Univ., 10. (1), p. 27-62.

タイトルに関連する用語 (7件)： 金沢 ,  周辺 ,  砂 ,  岩層 ,  鮮新統 ,  基底 ,  不整合