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J-GLOBAL ID：201602200072194140   整理番号：16A0215368

面積割合の加重平均の逆算による土地利用形態別流出係数の推定方法

THE METHOD OF PRESUMING RUNOFF COEFFICIENT CORRESPONDING TO LAND-USE PATTERNS BY COUNTING BACKWARD OF AREA RATES WEIGHTED AVERAGE

著者 (3件)： 三好学 (ニタコンサルタント株式会社) ,  田村隆雄 (徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  安藝浩資 (ニタコンサルタント株式会社)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 71  号： 4  ページ： I.1315-I.1320 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 合成流出係数を基にして土地利用形態毎の流出係数(土地利用形態別流出係数)を推定した。本研究の対象域は,徳島市内の4つの集水域とした。次の手順で検討した。1)観測流量と氾濫解析による計算流量を一致させることにより合成流出係数を同定する,2)土地利用形態の面積割合の加重平均が合成流出係数であるという関係を用いて土地利用形態別流出係数を逆推定する。そして推定された土地利用形態別流出係数を別の集水域に適用して,推定された土地利用形態別流出係数と推定方法の妥当性を検討した。本研究の土地利用形態別流出係数は,ガイドラインの流出係数との整合性,別の集水域での再現性における検証により,妥当なものと判断された。

シソーラス用語： *流出係数 ,  *土地利用 ,  流域面積 ,  合成 ,  平均値 ,  *推定 ,  加重平均
準シソーラス用語： *逆推定

分類 (1件)： 流出解析  (DC07030N)

引用文献 (11件)：

• 1) (財)国土交通省国土技術研究センター:解説・特定都市河川浸水被害対策法施行に関するガイドライン,p.78,2005.
• 2) (独)国立印刷局:特定都市河川浸水被害対策法施行規則,官報,pp.8-9,2004.5.14.
• 3) 国土交通省:国土交通白書2014,p.223,2014.
• 4) 土屋修一,土肥学,海野修司,山田正:管路網水理解析による都市洪水流出特性に関する研究,水工学論文集 Vol.46,pp.259-264,2002.
• 5) 赤羽祐也,呉修一,山田正:都市流域における現地流量観測と都市化が洪水流出特性に与える影響,水工学論文集 Vol.52,pp.481-486,2008.

タイトルに関連する用語 (6件)： 面積割合 ,  加重平均 ,  土地 ,  利用形態 ,  流出係数 ,  推定