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J-GLOBAL ID：201602200114619716   整理番号：16A0226444

瑞浪超深地層研究所における研究坑道掘削に伴って実施した壁面地質調査

Geological Mapping on the Shafts and Galleries Walls on the Mizunami Underground Research Laboratory Project

著者 (2件)： 鶴田忠彦 (日本原子力研究開発機構) ,  笹尾英嗣 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 応用地質  (Engineering Geology)
巻： 56  号： 6  ページ： 298-307  発行年： 2016年02月10日 
JST資料番号： G0269B  ISSN： 0286-7737  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構は,地層処分技術に関する研究開発のうち深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として,岐阜県瑞浪市において瑞浪超深地層研究所の建設を進めてきた。同研究所における調査研究の一環として,岩盤の地質学的不均質性や,物質の移行経路として重要な地質構造などを把握することを目的として,物理探査,ボーリング調査などの地質学的調査を実施している。本報では,特に地下の研究坑道において実施している壁面地質調査の手法の設定の背景と実施内容,並びに取得情報を活用した地質構造のモデル化などに関する研究事例を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *岐阜県 ,  研究施設 ,  地層 ,  坑道 ,  壁面 ,  *地質調査 ,  *地中処分 ,  亀裂 ,  断層 ,  地質構造 ,  立坑 ,  情報収集 ,  モデリング ,  *坑道掘進 ,  構造モデル ,  瑞浪市 ,  *高レベル放射性廃棄物
準シソーラス用語： *高レベル廃棄物 ,  瑞浪超深地層研究所 ,  壁面地質調査

分類 (2件)： トンネル工学一般  (RC05010R) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (42件)：

• 1)日本原子力研究開発機構(2015):東濃地科学センター平成26年度及び平成27年度事業計画の概要,http://www.jaea.go.jp/04/tono/jigyou/jigyouse.html.
• 2)濱克宏・見掛信一郎・西尾和久・川本康司・山田信人・石橋正祐紀・村上裕晃・松岡稔幸・笹尾英嗣・真田祐幸・大貫賢二・佐藤成二・別府伸治・尾上博則・竹内竜史・三枝博光・大森一秋・長谷川隆・宗本隆志・湯口貴史・岩月輝希・岩崎理代・池田幸喜・堀内泰治・佐藤稔紀・大澤英昭・小出馨・杉原弘造(2014):超深地層研究所計画年度報告書(2013年度),日本原子力研究開発機構,JAEA-Review 2014-038,137p.
• 3)石橋正祐紀・安藤友美・笹尾英嗣・湯口貴史・西本昌司・吉田英一(2015):深部結晶質岩における割れ目の形成・充填過程と透水性割れ目の地質学的特徴 -土岐花崗岩を例として-,応用地質,Vol.55,No.2,pp.156-165.
• 4)深谷正明・納多勝・畑浩二・竹田宣典・秋好賢治・石関嘉一・金田勉・佐藤伸・柴田千穂子・上田正・戸田亜希子・小林伸司・新美勝之・沖原光信・辻正邦・山田俊子・佐藤稔紀・見掛信一郎・堀内泰治・橋詰茂(2014):瑞浪超深地層研究所における工学技術に関する検討(平成24年度)(委託研究),日本原子力研究開発機構,JAEA-Technology 2014-019,495p.
• 5)持田裕之・天野健治・鶴田忠彦(2007):3Dレーザースキャナーの受光強度画像を用いた画像処理による岩相区分の試み -瑞浪超深地層研究所に分布する瑞浪層群の適用事例-,応用地質,Vol.48,No.3,pp.126-131.

タイトルに関連する用語 (6件)： 瑞浪超深地層研究所 ,  研究 ,  坑道 ,  掘削 ,  壁面 ,  地質調査