文献

J-GLOBAL ID：201602200391917465   整理番号：16A0042232

観察・実験パッケージによる小学校理科の観察・実験に基づいた授業実施の推進

著者 (6件)： 吉原伸敏 (東京学芸大 理科教員高度支援セ) ,  原田和雄 (東京学芸大) ,  長谷川正 (東京学芸大) ,  干臺健治 (東京都江戸川区東小岩小) ,  戸田道寿 (東京都江戸川区西一之江小) ,  松川正樹 (東京学芸大)
資料名： 東京学芸大学紀要 自然科学系  (Bulletin of Tokyo Gakugei University. Division of Natural Sciences)
巻： 67  ページ： 253-261  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： G0326A  ISSN： 1880-4330  CODEN： TGDKBR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小学校理科における観察・実験授業の実施にあたり,教員の時間や経験の不足および学校の予算不足が課題である。本論文では観察・実験用パッケージの開発と運用の事例を調査し,パッケージ化の利点や推進策を考察した。調査対象は東京都江戸川区立東小岩小学校およびカリフォルニア大学サンフランシスコ校のScience & Health Education Partnershipの活動とした。前者は教科書の単元を単位としてパッケージ整備し,理科主任が管理している。後者はサンフランシスコ統合学区の学校への教材貸出やマニュアルのWeb公開を行っている。パッケージ化の利点として,教員の時間負担軽減,数量管理の確実化や無駄排除など経費負担の軽減に加え,教員間での学習内容の共通化による指導力向上も挙げられた。パッケージ化は計画的な整備によって実現可能だが,予算計画や設置場所の確保,校長のリーダーシップや教員の協力体制,更には教育委員会の主導も必要と考えられる。

シソーラス用語： *カリキュラム ,  *科学教育 ,  自然科学 ,  *観察 ,  *実験 ,  改変 ,  調査 ,  教科書 ,  *教材 ,  マニュアル ,  計画 ,  予算編成
準シソーラス用語： eマニュアル ,  *パッケージ化 ,  *事例調査 ,  *小学校理科 ,  整備計画

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 観察 ,  実験 ,  パッケージ ,  小学校理科 ,  授業 ,  実施 ,  推進