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J-GLOBAL ID：201602201232773599   整理番号：16A0232885

建設ロボット 高品質映像による建設機械の遠隔操作

著者 (8件)： 伊藤禎宣 (情報通信研究機構) ,  坂野雄一 (情報通信研究機構) ,  茂木正晴 (土木研) ,  西山章彦 (土木研) ,  藤野健一 (土木研) ,  北原成郎 (熊谷組) ,  岡本仁 (熊谷組) ,  安藤広志 (情報通信研究機構)
資料名： ロボット  (Robot)
号： 228  ページ： 16-23  発行年： 2016年01月20日 
JST資料番号： Y0287A  ISSN： 0387-1940  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無人化施工技術は無線操作機,遠隔操作可能な建設機械,現場視認用の映像伝送装置等で構成する。本稿では無人化施工における映像の高品質化に注目し,作業効率への影響を実験調査した。ここで映像条件とは,4K解像度2画面による両眼立体映像を非圧縮で呈示するものである。第1に視認性について人間の視覚能力と解像度の関係,両眼視差による立体視と奥行き知覚の関係を調査した。第2に4K解像度で両眼立体の映像を用いた建設機械の遠隔操作の実験を行った。結果は高品質な画像呈示で作業効率が改善されることを示した。この実験の映像伝送は有線によるものであったが,作業効率の向上には無線伝送方式を確立する必要がある。著者らは,非圧縮のレーザー光信号を空中伝送する光無線通信装置を提案した。

シソーラス用語： 建設ロボット ,  *建設機械 ,  *遠隔制御 ,  信号伝送 ,  建設工事 ,  *作業能率 ,  *テレビジョン ,  立体視 ,  動画像 ,  知覚 ,  *光通信 ,  無線伝送 ,  光無線通信 ,  無人化施工 ,  両眼立体視 ,  送像【画像】 ,  ロボット
準シソーラス用語： *4K TV ,  映像伝送 ,  奥行知覚 ,  非圧縮動画

分類 (1件)： ロボットの設計・製造・構造要素  (IC04013A)

引用文献 (11件)：

• 新田恭士:"災害復旧に貢献する無人化施工技術",土木技術,Vol,67,No.4,pp.16-23(2012)
• 北原成郎,周藤健:"情報化施工に基づく無人化施工の実施:無人情報化施工システムの完成",建設の施工企画,Vol.694,pp.48-52(2007)
• 古澤正紀:"無人化施工に見る技術開発の歴史",NETISプラス,Vol.2,pp.16-23,2011.
• 古賀康正,"雲仙普賢岳における砂防工事の無人化施工",砂防学会誌,Vol.52,No.4,pp.64-68(1999)
• 萬徳昌昭,宮元洋,堀之内義博,松井宗廣,櫻井一也,岡村祐介,吉田貴,井澤昌佳,小川正博:砂防における無人化施工技術の発展にむけて-実態調査・アンケート結果に基づく一考察-,第62回 平成25年度砂防学会研究発表会概要集,pp.B142-B143(2013)

タイトルに関連する用語 (5件)： 建設ロボット ,  高品質 ,  映像 ,  建設機械 ,  遠隔操作