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J-GLOBAL ID：201602201266840139   整理番号：16A0105771

豪雨日において降雨強度が通勤者の出発決定に与える影響に対する実証的分析

Empirical Analysis on the Impact of Rain Intensity on Commuters’ Departure Decision on Torrential Rain Day

著者 (2件)： SAKAMOTO Jun (National Inst. of Technol. Gifu college) ,  FUJITA Motohiro (Nagoya Inst. of Technol.)
資料名： Journal of the Eastern Asia Society for Transportation Studies (Web)  (Journal of the Eastern Asia Society for Transportation Studies (Web))
巻： 11  ページ： 311-325 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0076A  ISSN： 1881-1124  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,雨が通勤者の出発決定に影響を与える程度を明らかにするために,降雨強度と通勤者の帰宅行動の関係を分析した。結果は,回答者の約60%が出発時刻を変更したことを示した。本研究で調査した日に,天気予報が集中豪雨を予測していたにもかかわらず,天気を直接確認するか,あるいは気象情報を取得した回答者の割合は,それぞれ僅か42%と26%であった。上記の関係を統計的に解析するために,秩序ロジットモデルを評価した。その結果,通勤者は降雨強度が50mm/hあるいはそれ以上になると,早期に出発時刻を変更する可能性が高いことを示した。この結果は,集中豪雨時の通勤者の出発決定の基準としての役目を果たすことができた。更に目的場所にいる間に気象情報を取得した人,及び混雑時間のピーク時に帰宅した人は,出発時間を早期に変更した傾向が強かった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *豪雨 ,  *降水強度 ,  通勤 ,  *経済分析 ,  天気予報 ,  集中豪雨 ,  気象情報 ,  ロジットモデル ,  規則度 ,  時間 ,  標準
準シソーラス用語： *降雨強度 ,  *実証的分析 ,  秩序性 ,  時刻 ,  基準

分類 (4件)： 鉄道輸送・サービス一般  (TC01010R) ,  オペレーションズリサーチ一般  (KA03010Q) ,  中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 豪雨 ,  降雨強度 ,  通勤 ,  実証的分析