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J-GLOBAL ID：201602201269951063   整理番号：16A0210110

蒸気コーティング法を用いてマグネシウム合金上に形成した皮膜の耐食性に及ぼす蒸気源溶液のpH効果

Effect of the Solution pH as Steam Sources on the Corrosion Resistance of the Film Formed on Mg Alloy by Steam Coating

著者 (5件)： 神山直澄 (芝浦工大) ,  白鳥亮太 (芝浦工大) ,  山本恵里奈 (芝浦工大) ,  木口崇彦 (芝浦工大) ,  石崎貴裕 (芝浦工大)
資料名： Journal of Flux Growth  (Journal of Flux Growth)
巻： 10  号： 2  ページ： 55-59  発行年： 2015年12月11日 
JST資料番号： L7066A  ISSN： 1881-5316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 蒸気源として異なる溶液pHを用いた蒸気被覆法によりMg合金AZ31基板上に耐食性膜を作成した。蒸気源に用いた水溶液のpHが被膜の成長に影響し。pHに依存して膜厚が変化した。最も膜厚が薄かったpH=7の水溶液を蒸気源に用いて作成した被膜が最も優れた耐食性を示した。被膜の結晶子サイズは,腐食電位と密接に関係し,Mg(OH)₂の結晶子サイズが大きいほど耐食性が良好であった。塩水中や硝酸イオンが共存する塩水環境下では,孔食が発生したが,硫酸イオンが含まれる塩水中では優れた耐食性を示した。

シソーラス用語： *マグネシウム合金 ,  *耐食性 ,  *pH依存性 ,  被覆 ,  膜厚 ,  結晶粒径 ,  *腐食電位 ,  塩水 ,  アニオン ,  硝酸塩 ,  硫酸イオン ,  水酸化マグネシウム
準シソーラス用語： AZ31マグネシウム合金 ,  蒸気被覆法 ,  硝酸イオン

分類 (1件)： 防食  (WB03040M)

引用文献 (19件)：

• R. Ambat, N. Aung, W. Zhou, Corr. Sci., 2000, 42, 1434.
• M. P. Staiger, A. M. Pietak, J. Huadmai, G. Dias, Biomaterials., 2006, 27, 1729.
• 小野幸子,表面技術,2011,62,198.
• 高谷松文,軽金属,2000,50,568.
• 日本マグネシウム協会マグネシウム技術便覧編集委員会編集,マグネシウム技術便覧,カロス出版,2000,p.330.

タイトルに関連する用語 (7件)： 蒸気 ,  コーティング ,  マグネシウム合金 ,  皮膜 ,  耐食性 ,  溶液 ,  pH効果