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J-GLOBAL ID:201602201865774446   整理番号:16A0358066

ネパール・ヒマラヤ中央部の古カトマンズ湖に記録された48kaと38ka頃の多分地震に起因する2回の湖面低下

Two times lowering of lake water at around 48 and 38 ka, caused by possible earthquakes, recorded in the Paleo-Kathmandu lake, central Nepal Himalaya
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資料名:
巻: 68  号: Feb  ページ: 68:31 (WEB ONLY)  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ネパール・ヒマラヤ中央部に過去に存在した古カトマンズ湖の湖面低下イベントと排水プロセスを明らかにするため,堆積相と微化石の分析,AMS14C年代測定を行った。カトマンズ盆地南部と中央部で,堆積相は湖成のKalimati層からデルタ状のSunakothi層に変化し,植物珪酸体タケ亜科とクンショウモ属の急激で突出した増加及び同時期の海綿骨針と木炭粒の減少が48kaと38ka頃にあり,これらの時期に水位の低下があったことを支持する。花粉分析によると,両イベントはむしろ温暖・湿潤気候下で起きたので,気候変化ではなく,構造運動の原因によって引き起こされたことを支持する。最初のイベントは,古カトマンズ湖付近に震央のある大地震の発生と関連があるようだ。51±13kaに年代付けされたシュードタキライトを産出するカトマンズ谷北部に近接したLangtang地域における巨大地滑りの発生は,この地震と関連付けることができる。約12kaまでにカトマンズ盆地中央部にあった残存湖から,完全に水は排水した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  年代測定 
引用文献 (20件):

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