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J-GLOBAL ID:201602201895975594   整理番号:16A0252087

バナジウム系水素透過性合金膜を用いた新しいアンモニア合成プロセス

Investigation of New Ammonia Synthesis Process Utilizing Vanadium-Based Hydrogen Permeable Alloy Membrane
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 423-427 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新しいアンモニア合成法の可能性を,適度な温度および圧力条件下でV系合金膜を利用して検討した。出口側表面上にPd-Ag合金膜を異なるコーティング条件で,3種類の膜サンプルを調製した。出口側表面のPd-Ag合金のコーティングでは,623Kで水素透過のためにはV系合金膜が必要である事がわかった。一方水素透過条件を維持しながら,窒素ガスを膜サンプルの出口側表面に流すためには,反応性ガスをNessler試薬を用いてアンモニア生成を監視するために蒸留水中にバブリングさせる必要がある。出口側表面にPd-Ag合金を厚く被覆した膜サンプルではアンモニアは合成されず,この事はPd-Ag合金が窒素分子の解離能を備えていない事を示すものである。それに対して,アンモニアは出口側表面上でPd-Ag合金と格子模様に被覆された膜サンプルの場合には生成した。出口側表面にV系合金とPd-Ag合金が共存して,水素原子が膜を透過し,窒素ガスがV系合金表面で解離し,互いに反応してアンモニアガスを生成すると推定される。
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分類 (2件):
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その他の金属組織学  ,  窒素とその化合物 
引用文献 (15件):
  • 1) J. W. Erisman, M. A. Sutton, J. Galloway, Z. Klimont and W. Winiwarter: Nat. Geosci. 1 (2008) 636–639.
  • 2) N. Itoh, A. Oshima, E. Suga and T. Sato: Catal. Today 236 (2014) 70–76.
  • 3) R. Lan, K. Alkhazmi, I. Amar and S. Tao: Appl. Catal. B. Environ. 152–153 (2014) 212–217.
  • 4) N. S. Smirova, V. A. Borisov, K. N. Iost, V. L. Temerev, J. V. Surovikin, T. I. Guljaeva, A. B. Arbuzov and P. G. Cyrul’nikov: Int. Conf. Oil Gas Eng. 113 (2015) 84–90.
  • 5) G. Ertl: Catal. Rev. Sci. Eng. 21 (1980) 201–223.
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