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J-GLOBAL ID：201602202600536867   整理番号：16A0408177

耳石のδ¹⁸Oと海洋同化モデルを用いたマイワシの回遊履歴推定

著者 (12件)： 坂本達也 (東大 大海研) ,  小松幸生 (東大) ,  小松幸生 (東大 大海研) ,  白井厚太朗 (東大 大海研) ,  上村泰洋 (水産総合研究セ) ,  渡邊千夏子 (水産総合研究セ) ,  川端淳 (水産庁) ,  米田道夫 (水産総合研究セ) ,  石村豊穂 (茨城工高専) ,  樋口富彦 (東大 大海研) ,  瀬藤聡 (水産総合研究セ) ,  清水学 (水産総合研究セ)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2016  号： 春季  ページ： 243  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,耳石の酸素安定同位体比(δ¹⁸O)と海洋同化モデルという新しい組み合わせによってマイワシの回遊履歴を推定した。まずマイワシ耳石δ¹⁸Oと水温,および海水δ¹⁸Oと塩分はそれぞれ強い相関関係にあることを明らかにした。よって,耳石δ¹⁸Oが特定の値を示すためには水温・塩分が特定の範囲にある必要がある。さらにマイワシ個体が生まれてから採集されるまでの間の耳石δ¹⁸O履歴を数十日の時間解像度で取り出す技術を開発した。2014年秋に採集した当歳魚の耳石δ¹⁸O履歴を,FRA-ROMSの0m水温・塩分を利用して回遊履歴に変換したところ,移行域から採集点まで回遊していく様子が明瞭に再現された。(著者抄録)

シソーラス用語： *平衡石 ,  同位体存在比 ,  *マイワシ ,  海水温 ,  評価 ,  解析 ,  移動 ,  酸素18 ,  海水 ,  *回遊
準シソーラス用語： 回遊経路 ,  資源量評価 ,  *耳石 ,  年輪解析

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  魚類  (FH02020K)

タイトルに関連する用語 (9件)： 耳石 ,  δ18O ,  海洋 ,  同化 ,  モデル ,  マイワシ ,  回遊 ,  履歴 ,  推定