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J-GLOBAL ID:201602203252664160   整理番号:16A0249359

東日本大震災におけるトラック調達の遅れによる食料供給への影響

An analysis of the impact of transportation delays on the delivery of emergency food supplies during the Great East Japan Earthquake
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 125-133  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: L7849A  ISSN: 2187-297X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東日本大震災において,車両や運転手の被災,燃料不足,輸送距離の遠距離化などの影響によりトラックの輸送能力が限界に達したと仮定しシミュレーションすると,政府のトラックの調達が発災直後から徐々に長時間化する現象を検証できた。また,主食を被災地に輸送した政府調達トラック,自衛隊,民間企業による自社調達トラック,民間ヘリコプター及び水産庁船舶の5つの輸送手段について,調達に必要な時間,食品企業と調整する時間,輸送時間を推定し,記録された到着実績と参照すると発災直後は5日間程度の構造的な到着遅れが存在することが明らかになった。さらに,政府が主食を食品企業に発注するタイミングの数量とその食料が被災地に到着するタイミングの数量を半旬毎に比較すると,発災直後は要請に対して極端に数量が不足し,発災から10日~15日位経過すると被災地の需要を満たし,4月に入ると遅れにより要請以上の数量が到着したことが推測された。この傾向は,内閣府が公表しているデータとも一致している。今後,発生が予想される大規模;災害発生時に備え,政府の調達する食料の到着の遅れを最小化する対策を執るとともに,遅れを想定した食料の備蓄や要請品目の見直しという対応が必要である。(著者抄録)
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