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J-GLOBAL ID:201602204519640793   整理番号:16A0105700

車載情報システムを用いたサトウキビ収穫機の作業記録と作業能率分析

Recording Operation of Sugar Cane Harvester and Analysis of Working Efficiency by Digital Tachograph System
著者 (2件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 101-111 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0117A  ISSN: 1881-5219  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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収穫期が労働のピークとなるため,南西諸島地域のサトウキビ農業は,機械収穫体系の導入が進められ,農地の集積や農作業の受委託による効率的で安定した生産法人等による機械化経営を目指している.効率的な機械作業を進めるためには,農作業計画の最適化を行う必要がある.しかし,作業計画は圃場毎の作業履歴を記録し,データを分析しながら効率的に考えられるべきである.本研究では,運送業界で広く活用されている車載情報システムを小型サトウキビ収穫機に搭載し,農作業記録装置として利用し,収穫機の作業実態を詳細に調査した.その結果,エンジン回転数を用いることで,収穫機の作業内容を正確に分析できた.GPSの走行軌跡より収穫機の刈り取り面積を8%以下の誤差で計測することが可能であった.映像記録型ドライブレコーダーを用いることで刈り取り量の推計が可能となった.今回のサトウキビ収穫機の一日の実作業率は0.4程度で一般的な農作業機械の値とされる0.6~0.85と比較すると小さく,また圃場での有効作業効率は35%程度と低い.これは刈り取りが後退法で行われているためと考えられる.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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糖料作物  ,  収穫・調製用機械 
引用文献 (9件):
  • 神谷貴広・町田武美(2002)GPSを利用した農作業記録の自動化に関する研究(第2報)-ファジィ推論による作業同定-,農業情報研究,11(3): 263-271.
  • 川村登他(1991)「新版農作業機械学」,文永堂出版,東京,250-251.
  • 町田武美・塩 光輝(1995)GPSを利用した農作業記録の自動化に関する研究(第1報)-自動記録システムとGPSの測位精度-,農業情報研究,4(2): 91-108.
  • 松尾和之・濱口秀生・渡邊和洋・渡邊好昭(2011)携帯型GPSによる農作業履歴の記録と履歴情報の利用-携帯型GPSによる農業機械の作業履歴収集技術の開発-,日本作物学会紀事,80(3): 346-353.
  • 南石晃明・藤井吉隆・江添俊明(2013)営農可視化システムFVS-PC Viewerの開発-農業技術・技能の伝承支援-,農業情報研究,22(4): 201-211.
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