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J-GLOBAL ID:201602204611499916   整理番号:16A0366011

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-大豆,そば等における放射性物質移行低減対策技術の開発及び植物における放射性セシウム吸収メカニズムの解明-第1編 大豆における放射性セシウム移行要因の解明および移行低減対策技術の開発 5 茨城県南部及び福島県内の除染後ほ場における大豆の放射性セシウムの移行解析と抑制技術の開発

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資料名:
号: 552  ページ: 25-31  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)大豆子実の放射性Cs濃度や移行係数は,作土の交換性カリ含量との相関が高く,交換性カリ含量が低いほど高くなった。大豆子実の放射性Cs濃度や移行係数は硫酸カリ,塩化カリ等の速効性カリ肥料の元肥施用増施で低減効果が大きかったが,作土の交換性カリ含量は50mg-K2O/100gを超えると低減効果は頭打ちとなった。慣行施肥量のカリ肥料を元肥施用すると収穫時期のカリ水準を作付け前の水準に維持できた。(イ)子実の放射性Cs濃度はV2期の地上部,開花期の各器官の放射性Cs濃度との相関があり,成熟期に近づくほど相関が高く,収穫期前に子実の放射性Cs濃度を予測できることが示唆された。(ウ)除染後ほ場での大豆の収量性,栽培上の問題は特になかった。大豆子実の放射性Cs濃度はカリ無施用区でも基準値を超えることはなかったが,作土交換性カリ含量が低く,また土壌の放射性Cs濃度が高いため,カリ施用量が少ないと高い傾向を示した。カリ増施により有意に移行係数は低下しカリ増施の効果が確認された。また,CECが低くカリ成分が溶脱しやすいほ場であり,より有効なカリ施肥法等の開発の必要性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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環境の汚染及び防止  ,  豆類 
引用文献 (5件):
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