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J-GLOBAL ID：201602205196009327   整理番号：16A0228751

京都府南部,木津川下流~中流域における1965年から2008年の河床高変動

Evolution of the Riverbed of the Kizu River, Kyoto Prefecture, from 1965 to 2008

著者 (5件)： 増田富士雄 (同志社大) ,  藤原暁 (同志社大) ,  村上純子 (同志社大) ,  福本有里子 (同志社大) ,  坂本隆彦 (同志社大)
資料名： 同志社大学ハリス理化学研究報告  (Harris Science Review of Doshisha University)
巻： 56  号： 4  ページ： 213-222  発行年： 2016年01月31日 
JST資料番号： F0617A  ISSN： 2189-5937  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 京都南部を流れ大阪湾に注ぐ一級河川木津川は流域の花崗岩が分布するためマサ化した土砂の供給量が多く,大雨で増水すると木津川流域だけでなく,下流の淀川流域の大阪平野にまで洪水を引き起こす暴れ川である。本論文では,川砂利採取が禁止された後の1965年から2008年までの木津川の河床高の変動像を明らかにするため,国土交通省の定期横断測量データの解析を行った。その結果,川砂利採取禁止後も河床が継続して低下していることが分かった。特に下流域での侵食は大きく,低水路での下刻が特徴的である。上流に建設されたダム群による土砂輸送の遮断の影響は小さい。一方,堆積は中流域で主に起こり,河道の屈曲部で特に著しい。また,屈曲部では堆積と同時に侵食も起こっている。

シソーラス用語： 京都府 ,  河川 ,  *河床変動 ,  *河床堆積 ,  破壊 ,  侵食作用 ,  土砂流送 ,  河道 ,  低水路 ,  砂利 ,  堤外地 ,  *河川流域 ,  *堆積作用 ,  *地質作用 ,  *作用
準シソーラス用語： 下流域 ,  中流域 ,  破堤 ,  *木津川

分類 (1件)： 河川調査・計画  (RC12020M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 京都 ,  木津川 ,  下流 ,  中流域 ,  河床