文献
J-GLOBAL ID:201602205275537401   整理番号:16A0117974

尿蛋白質マーカーはIgA腎症とIgM腎症の小児における腎組織学的病変の重症度を予測する【Powered by NICT】

Urinary protein markers predict the severity of renal histological lesions in children with IgA nephropathy and IgM nephropathy
著者 (6件):
資料名:
巻: 30  号: 17  ページ: 1321-1324  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2794A  ISSN: 2095-428X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:臨床症状,腎組織学的病変,IgA腎症(IgAN)とIgM腎症を有する患者(IgMN)の小児の間で尿蛋白質マーカーのレベルを比較するため,尿蛋白質マーカーは,IgANとIgMNの小児における腎組織学的病変の重症度を予測することができるかどうかを決定した。方法七十-腎生検四例,2014年10月に2002年1月からIgANとIgMNを本研究に登録した証明した。生検前の早朝尿試料中のIgG,アルブミン(Alb),トランスフェリン(TRF),α_1-ミクログロブリン(α_1-MG),β_2-ミクログロブリン(β_2-MG)とN-アセチル-β-グルコサミニダーゼ(NAG)の濃度を測定した。メサンギウム過形成(MC),糸球体硬化症(GS)及び尿細管-間質性損傷(TID)の半定量的スコアは,腎組織学的損傷を評価した。多変量ロジスティック回帰分析は,尿蛋白質レベルは腎組織学的病変と独立して関連したかどうかを決定するために用いた。受信機-操作特性曲線下面積(AUC)は尿蛋白質マーカーの予測能力を評価するために計算した。結果七十四人の子供(IgMNと30例IgANの44例)を対象とした。α_1-MGとAlbの尿中レベルはIgMNと比較してIgAN小児で有意に高かった。が,その差は年齢調整後は有意ではなくなった。尿蛋白質,重篤なMC(メサンギウム面積当たり5メサンギウム細胞>)と関係した独立した因子としては,TRF(B =0.010)であり,重篤なGS(セグメント接着または硬化を示す糸球体≧10%)は,有意にAlb(B =0.001)と相関し,重篤なTID(限局性またはびまん性尿細管および間質病変)は有意にNAG(B =0.038)と相関していた。尿p_2-MGは重篤なMC,GSとTIDとは有意な相関はなかった。尿TRF,AlbとNAGは重篤なMC,GS,TIDを予測するために,それぞれ,0.85(P<0.001),0.78(P=0.002)及び0.78(P = 0.003)の最良のAUCを達成した。結論:尿蛋白質はIgANとIgMNの小児における腎組織学的病変の重症度を予測するのに有用である。尿TRF,AlbとNAGは良好な予測値を示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
泌尿生殖器の疾患  ,  泌尿生殖器の臨床医学一般 

前のページに戻る