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J-GLOBAL ID：201602205383267763   整理番号：16A0145755

自動車の自動運転におけるデジタル地図の活用

Utilization of Digital Map for Autonomous Vehicle

著者 (2件)： 菅沼直樹 (金沢大学新学術創成研究機構 自動運転ユニット) ,  米陀佳祐 (金沢大学新学術創成研究機構 自動運転ユニット)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 33  号： 10  ページ： 760-765 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動運転移動車は,乗員の安全快適性の向上,物流の効率化・省力化等また,高齢過疎地域における新たな交通手段としても注目されている。これまで高速道路での使用を前提とした研究が主に行われてきたが,近年,市街地を含む一般道路での走行可能な自動運転技術の研究が活発化してきた。カメラやレーザレンジファインダを用いて白線を認識して走行を行うシステムや,市街地走行におけるデジタル地図の必要性から自動運転システムにおける地図の活用の研究が活発になってきた。走行ルート計画,事前運転行動計画,交通レーンの把握,監視領域の設定,移動物体の軌道予測,認識の補助等,デジタル地図の活用例を紹介した。石川県珠洲市における公道での走行実験のプロジェクトに言及した。

シソーラス用語： 物的流通 ,  *物流システム ,  過疎地区 ,  *高速道路 ,  距離計 ,  自動運転 ,  自動車 ,  行動計画 ,  軌道推定 ,  *移動体 ,  走行試験 ,  地図
準シソーラス用語： 物流 ,  過疎地域 ,  レーザレンジファインダ ,  自動運転自動車 ,  軌道予測 ,  移動物体 ,  走行実験 ,  ディジタル地図

分類 (2件)： 電子航法一般  (ND14010O) ,  ロボットの運動・制御  (IC04012J)

引用文献 (12件)：

• [1] M. Montemerlo, et al.: “Junior: The Stanford Entry in the Urban Challenge,” Journal of Field Robotics, vol.25, no.9, pp.569–597, 2008.
• [2] C. Urmson, et al.: “Autonomous Driving in Urban Environments: Boss and the Urban Challenge,” Journal of Field Robotics, vol.25, no.8, pp.425–466, 2008.
• [3] J. Ziegler, et al.: “Video Based Localization for BERTHA,” Proc. of the IEEE Intelligent Vehicle Symposium, pp.1231–1238, 2014.
• [4] 青木啓二,森田康裕:“自動運転・隊列走行システムの開発(第1報)”,自動車技術会学術講演会講演予稿集,no.94-09, pp.1–4, 2009.
• [5] 菅沼直樹,林悠太郎,永田大記,高橋謙太:“高齢過疎地域における自動運転自動車の市街地公道実証実験概要”,自動車技術会学術講演会講演予稿集,no.14-15S, pp.390–394, 2015.

タイトルに関連する用語 (3件)： 自動車 ,  デジタル地図 ,  活用