文献

J-GLOBAL ID：201602205438746305   整理番号：16A0132739

オートファジー調節遺伝子発現の大規模分析はオートファジーの新規調節因子を明らかにする

A large-scale analysis of autophagy-related gene expression identifies new regulators of autophagy

著者 (4件)： BERNARD Amelie (Univ. Michigan, MI, USA) ,  JIN Meiyan (Univ. Michigan, MI, USA) ,  XU Ziheng (Univ. Michigan, MI, USA) ,  KLIONSKY Daniel J (Univ. Michigan, MI, USA)
資料名： Autophagy  (Autophagy)
巻： 11  号： 11  ページ： 2114-2122  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： W2341A  ISSN： 1554-8627  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 野生型及びオートファジー欠損変異酵母細胞139株を用い,窒素またはグルコース枯渇ストレス負荷時のATG遺伝子(ATG1,7,8,9,14,29,32)発現に関与する転写因子をGFP標識,RT-qPCRなどにより大規模解析した。SPT10,FYV5,SFL1,ZAP1,YRM1などの欠失では少なくとも1つのATG遺伝子の発現が誘導され,MBP1欠失ではグルコース枯渇後の多くの標的ATG遺伝子発現が大幅に低下した。GCN4,GLN3,GAT1,SWI5欠失では窒素枯渇後に少なくとも1つのATG遺伝子発現が抑制された。これら結果より,Spt10,Fyv5,Sfl1,Sko1,Zap1,Yrm1はATG遺伝子の強力レプレッサー,Mbp1,Gcn4,Gln3,Gat1,Swi5は強力転写活性化因子として機能することを示唆した。

シソーラス用語： Saccharomyces cerevisiae ,  遺伝子 ,  *オートファジー ,  *転写因子 ,  遺伝子発現 ,  突然変異体 ,  スクリーニング ,  蛍光標識 ,  RT-PCR法 ,  遺伝的調節 ,  栄養素欠乏 ,  細胞情報伝達
準シソーラス用語： Atg遺伝子 ,  RT-qPCR ,  ストレス応答

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： オートファジー ,  調節 ,  遺伝子発現 ,  大規模 ,  分析 ,  調節因子