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J-GLOBAL ID：201602205694503983   整理番号：16A0026576

(Ba,K)Fe₂As₂パウダーインチューブワイヤの超伝導特性におよぼす引き抜き加工と高圧焼結の影響

Effects of drawing and high-pressure sintering on the superconducting properties of (Ba,K)Fe₂As₂ powder-in-tube wires

著者 (8件)： PYON Sunseng (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  YAMASAKI Yuji (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KAJITANI Hideki (Japan Atomic Energy Agency (JAEA), Ibaraki, JPN) ,  KOIZUMI Norikiyo (Japan Atomic Energy Agency (JAEA), Ibaraki, JPN) ,  TSUCHIYA Yuji (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  AWAJI Satoshi (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  WATANABE Kazuo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  TAMEGAI Tsuyoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 28  号： 12  ページ： 125014,1-9  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉄系超伝導体において超伝導が発見されて以来,この物質系の研究が盛んに行われている。単結晶の鉄系超伝導体は,高磁場下で非常に大きな臨界電流密度を示し,この物質を高磁場応用上重要なものにしている。鉄系超伝導体のなかでも,122型化合物,(Ba,K)Fe₂As₂は最も有望な候補と考えられている。122型の超伝導ワイヤを実際的な応用に用いるには,この物質特有の弱い結晶粒間結合を改善する必要がある。この目的に対して,多結晶試料の成長プロセスとワイヤ加工技術が調べられている。本研究において,パウダーインチューブ法を用いて作製した(Ba,K)Fe₂As₂の丸形ワイヤの加工ステップの各段階における転移温度,臨界電流密度などの超伝導特性とマイクロ構造の変化を系統的に調べた。その結果,ワイヤの超伝導性能は,引き抜き加工によって著しい損傷を受けることがわかった。しかし,引き抜き加工後の高圧焼結によって性能が回復することがわかった。

シソーラス用語： 線引 ,  超伝導線 ,  *超伝導 ,  *引抜 ,  *焼結 ,  *鉄系超伝導体 ,  臨界電流密度 ,  結晶粒 ,  多結晶 ,  転移温度 ,  構造 ,  バリウム化合物 ,  カリウム化合物 ,  鉄化合物 ,  ヒ化物 ,  HIP【ホットプレス】 ,  パウダーインチューブ法
準シソーラス用語： ミクロ構造 ,  *引抜加工 ,  *超伝導特性 ,  高温静水圧プレス

分類 (1件)： 超伝導材料  (BM04041W)

タイトルに関連する用語 (5件)： BA ,  超伝導特性 ,  引き抜き加工 ,  高圧 ,  焼結