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J-GLOBAL ID:201602206375056270   整理番号:16A0273178

共乾施設に導入された省スペース型循環式乾燥機の性能に関する調査研究

Evaluation of the Performance of a Space-Saving Recirculation Dryer for Grain Drying, Processing, Storage Facilities
著者 (4件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 23-31  発行年: 2016年03月07日 
JST資料番号: L0964A  ISSN: 0388-8517  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国内で稼動している穀類共同乾燥調製(貯蔵)施設の多くは設置年数が15年以上経過し,施設の機能を維持するためのコストの増加と利用料金を中心とした収入のバランスをとることが課題となっている。近年,共乾施設の運営実態に対応させるべく従来の共乾施設向け循環式乾燥機の構造を小型化した省スペース型の乾燥機が開発・実用化されている。この乾燥機は従来機の容量・機能を維持した上で構造を小型化して昇降機を含めた全高を20%削減している。これによって既存施設への入れ替え・改修のための必要工事を削減することや新設の際の建物を小さくできること,その結果として低コスト化を図ることを目的としている。加えて穀物の流路が短くなることは穀物自体の品質劣化の軽減や乾燥機本体の耐久性の向上への寄与が期待されている。乾燥機は共乾施設の中心的な機能を担う設備であることから,実用化された省スペース型循環乾燥機の基本性能の検証試験を行い以下の結果を得た。満量張込みおよび端量張込み時で実稼動時に実施した籾の乾燥試験の結果,乾減率は概ね0.6%/h,処理能力は32t/hであり規定の能力が確認された。乾燥中の穀温は基準である35°Cを概ね下回り,乾燥前後の重胴割れ率の増加はみられず,品質面での問題はなかった。さらに,除去水分1kgに対する投入エネルギ量は4.7~5.5MJ/kgであり,これまでの報告例(5.7MJ/kg等)に比較して低く抑えられていることが確認され,乾燥機の性能として小型化と機能を両立させ,実利用上問題のないことが確認された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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収穫・調製用機械  ,  食品の乾燥 
引用文献 (11件):
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