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J-GLOBAL ID：201602206385135380   整理番号：16A0149058

インドメタシン誘発急性胃潰瘍形成に対するSyzygium cumini(L.)Skeelsの抗炎症特性

Anti-Inflammation Property of Syzygium cumini (L.) Skeels on Indomethacin-Induced Acute Gastric Ulceration

著者 (2件)： CHANUDOM Lanchakon (Walailak Univ., Nakhon Si Thammarat, THA) ,  TANGPONG Jitbanjong (Walailak Univ., Nakhon Si Thammarat, THA)
資料名： Gastroenterology Research and Practice (Web)  (Gastroenterology Research and Practice (Web))
巻： 2015  ページ： 343642 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U7013A  ISSN： 1687-6121  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非ステロイド性抗炎薬(NSAID),インドメタシンは,活性酸素種(ROS)の過剰生成を介して胃損傷および胃穿孔を誘導している。Syzygium cumini(L.)Skeelsは一般に薬用植物として使用され,抗酸化活性を有することが主張されている。本研究では,インドメタシン誘発急性胃潰瘍形成に対するSyzygium cumini(L.)Skeels水抽出物(SCC)の抗フリーラジカル,抗炎症および抗潰瘍に及ぼすSCCの影響について測定した。SCCの50%の活性を捕捉することはインビトロ研究におけるアスコルビン酸よりも高い。インドメタシンで処理したマウスは粘膜出血性病変と粘液量の抑制を明らかにした。SCCによる前処理により,インドメタシン誘発胃病変および過酸化脂質量の識別可能な低下をもたらした。さらに,酸化型グルタチオン,グルタチオンペルオキシダーゼ,一酸化窒素(NO)レベルおよび胃壁粘膜が急性処理されたマウスモデルで回復した。インドメタシンは,SCCによりマウス前処理において改善された大量のROS/RNSを放出するように活性化誘導型一酸化窒素シンターゼおよび癌壊死因子α炎症誘発性サイトカインによる炎症を誘発した。SCCはシクロオキシゲナーゼ酵素の改善につながる酸化的損傷の不均衡の回復を示した。結論として,SCCはインドメタシンに対する抗酸化剤,抗炎症剤および抗潰瘍剤としての機能を果たす。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *胃潰瘍 ,  潰瘍 ,  *消炎 ,  *フトモモ科 ,  抽出液 ,  抗潰瘍作用 ,  マウス ,  病気 ,  粘膜 ,  過酸化脂質 ,  グルタチオンペルオキシダーゼ ,  一酸化窒素 ,  胃粘膜 ,  一酸化窒素シンターゼ ,  TNFα ,  炎症性サイトカイン ,  シクロオキシゲナーゼ ,  酸化ストレス ,  酸化防止剤 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  酵素阻害剤 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  オリゴペプチド
準シソーラス用語： *Syzygium cumini ,  胃壁 ,  炎症誘発性サイトカイン ,  癌壊死因子α ,  急性胃潰瘍 ,  抗酸化剤 ,  抗潰瘍性 ,  酸化的損傷 ,  水抽出物 ,  潰瘍形成 ,  病変 ,  誘導型一酸化窒素シンターゼ

分類 (3件)： 消化器の疾患  (GH03000W) ,  植物の生化学  (EH01050J) ,  生薬一般  (GX06010Y)

物質索引 (3件)： アスコルビン酸 ,  インドメタシン ,  酸化型グルタチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： インドメタシン ,  誘発 ,  急性胃潰瘍 ,  Syzygium ,  抗炎症