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J-GLOBAL ID:201602206838661739   整理番号:16A0154154

抗酸化カクテルでのβ-サラセミア/ヘモグロビンE症の治療は,酸化ストレスの減少,ヘモグロビン濃度の増加,と凝固亢進状態を改善する

Treatment of β-Thalassemia/Hemoglobin E with Antioxidant Cocktails Results in Decreased Oxidative Stress, Increased Hemoglobin Concentration, and Improvement of the Hypercoagulable State
著者 (8件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 537954 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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サラセミアの抗酸化治療に関する研究は,価値ある結果が報告されている。ただし,疎水性と親水性の酸化防止剤と鉄キレート剤の組み合わせでサラセミアの治療はまだ検討されていない。本研究では,東南アジアにおけるβサラセミアの最も一般的な形である,β-サラセミア/ヘモグロビン E(HbE)の治療のための抗酸化カクテルの効果について検討した。60名の患者を,2つのグループに分け,N-アセチルシステイン,デフェリプロン,そしてクルクミン(CUR)あるいはビタミンE(Vit-E)を投与した,彼らの血液学的パラメーター,鉄負荷,酸化ストレスおよび潜在的な血液凝固を評価した。患者を,鉄負荷と酸化ストレスマーカーの改善を示した場合,レスポンダーとし,それ以外はノンレスポンダーとして分類した。治療中に,両方のグループ内のレスポンダーは鉄負荷,酸化ストレス,および潜在的な凝固が大幅に減少し,抗酸化能力とヘモグロビン濃度が有意に増加した。ヘモグロビン濃度の大幅な最大増加率(P<0.01)は,CURグループ レスポンダーが,4ヶ月目で11%,ビタミンEのレスポンダーグループが,10ヶ月目で10%であった。結論として,2つの抗酸化カクテルはβサラセミア/HbEにおける,貧血,鉄の過負荷,酸化ストレス,と凝固亢進状態を改善できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
先天性疾患・奇形の治療  ,  血液疾患の薬物療法 

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