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J-GLOBAL ID：201602207750523081   整理番号：16A0278247

多孔媒体の有効淀み熱伝導率のモデリング

Modeling of Effective Stagnant Thermal Conductivity of Porous Media

著者 (4件)： TAKATSU Yasuyuki (Fukuoka Inst. of Technol., Fukuoka, JPN) ,  MASUOKA Takashi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NOMURA Takahiro (Kure National Coll. of Technol., Hiroshima, JPN) ,  YAMADA Yuji (Kure National Coll. of Technol., Hiroshima, JPN)
資料名： Journal of Heat Transfer  (Journal of Heat Transfer)
巻： 138  号： 1  ページ： 012601.1-012601.7  発行年： 2016年01月 
JST資料番号： C0658A  ISSN： 0022-1481  CODEN： JHTRAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空間的に周期構造を有する多孔質体について局所熱平衡を仮定しない有効淀み熱伝導率の解析的表式を導き,適用性を検証した。多孔質体の固相/液相のミクロ定常熱伝導方程式に局所体積平均演算を適用してマクロ連続体のエネルギー式を導き,有効淀み熱流束,多孔率,体積平均温度等を用いた有効淀み熱伝導率の一般的解析式を導出した。同式をもとに一次元の直列または並列の周期構造について界面の固液温度と接触熱抵抗を考慮したモデル化による有効淀み熱伝導率の表式を示した。直列または並列の平行平板積層構造について理論式と一致すること,非接触の正方角柱列および同立方体一列構造についてHsu等の代数式と整合することを確認した。一方,球形粒子のFCC(面心立方格子)およびBCC(体心立方格子)構造について有効淀み熱伝導率がNozad等の実験データと合わないため,接触面積比率を考慮した修正係数を導入した結果,良い一致が得られた。

シソーラス用語： *熱伝導率 ,  *多孔質体 ,  構造 ,  *周期構造 ,  *モデリング ,  熱伝導方程式 ,  空隙率 ,  熱抵抗 ,  温度 ,  粒子 ,  面積
準シソーラス用語： 界面熱抵抗 ,  球形粒子 ,  接触面積 ,  多孔質構造 ,  体心立方格子 ,  面心立方格子 ,  *有効熱伝導率

分類 (1件)： 熱伝導  (PA02020Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多孔 ,  媒体 ,  熱伝導率 ,  モデリング