抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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稲わらの圃場乾燥に要する日数を削減する方法として,自脱コンバインの排わらカッタの回転刃を切断機構のないホイールと交換することで,稲わらを切断しないで圧砕する機構を開発した。室内実験では,圧砕わらは空間距離を広げただけのわらより初期の乾燥が早く進むことがわかった。稲収穫と同時に行った圃場実験では,圧砕わらは長わらよりも保存に適する水分まで早く到達し,途中で降雨があった場合でもより迅速に乾燥した。さらに,1日1回の反転作業との組み合せで最も早く水分が低下した。所要動力は細断時の約60%であった。(著者抄録)